(2003.9.)
名残を惜しみつつ下山。
天高く、槍も高く。(槍沢)
来し方を振り返る。独標がえらくどっしりしてます。
こんな日に登って来たかった・・・。(槍ヶ岳山頂)
穂高への稜線もくっきりで絶好の山日和。(槍ヶ岳山頂)
一夜明けた槍の日の出。なかなか厳かです。(槍ヶ岳山荘前)
そして、ゴォォーーール!
先生の感激ぶりといったらもう、それはそれは。
でも濃霧で何も見えない・・・・・。(槍ヶ岳山頂)
ザックサイドのツエルトポールがひっかかり、なかなかチムニーから
出られず苦しんでます。
写真なんか撮ってる場合じゃね〜だろ、って。(穂先「上のチムニー」)
"Berg Heil" 穂先は近い、気を抜かず頑張れ。
会いたかったよ〜このプレートに。(穂先基部)
・・・・・で、ココが北鎌平。
この先生はいつも陽気で、カメラを向けると必ずこのポーズ。(北鎌平)
登ったり下ったり登ったり下ったり・・・・・。
ゴールの見えない岩の迷路。
ちょっとでもヤバそうなところは、ロープを出して。
(トラバース後半のチムニー状)
普段は東北のゆったりとした山をこよなく愛す先生にアルパイン
をさせてしまった・・・。(独標トラバース)
ジリジリと灼けつく北鎌沢右俣を、一歩一歩高度を稼いで行きます。
この年は、かなり上部まで水があり、だいぶ楽でした。
水筒のペットボトルにもこだわりがあります。(北鎌沢右俣)
前年は、中房〜燕〜大天井〜貧乏沢下降、をアプローチに採りましたが、大天井
で悪天に捕まり断念。
その後、表銀座〜上高地〜焼岳〜中尾〜西穂〜上高地、なんて妙な山旅になり
ました。
今年は合戦尾根の登りを嫌って、上高地〜水俣乗越〜天上沢下降のアプローチ。
北鎌尾根から続くゴールの槍ヶ岳が天を突き刺しています。(天上沢下降中)
9月、仕事からも家庭からもやっと取れた1週間の休みに、高校時代の山岳部の恩師
とともに北鎌尾根へ行ってきました。
入山日は夏を思わせる快晴、尾根に突っ込んだら雨と濃霧、下山日は再び快晴。
・・・ま、こんなもんでしょう。
岩の迷路で頭も体もフル回転させてもらってきました。
北鎌初秋