【神俣〜菅谷】
日暮れに追われるように農作業に勤しんでいた若夫婦。 「ホラ、汽車よ!」と思わず手を休めて・・・。

【川前〜夏井】
長〜く響く発車の汽笛。 それからしばらく、爆発する心臓のようなドラフトが続いた山あいの路。

【江田〜川前】
もうすぐそこが駅なのに、最後の力をふりしぼって。 もう少し、あと少し。

【江田〜川前】
「今の汽車はたった3両をジーゼルに押してもらわにゃ登れんのか。
昔は貨車何十両も牽いて大越まで登ってったもんだ。」・・・とは、土地の老爺のつぶやき。

【江田〜小川郷】
実りの里を走り抜け、山を越えて、渓谷を抜け、あとは終点まで楽な道のり。

【川前〜江田】
田植えの頃から楽しみにしていた田圃の実りの風景。

【夏井〜川前】
今日も汽車は走ってゆく・・・心に刻んでおきたい光景。

【神俣〜小野新町】
黄色い景色の中を・・・、

【大越〜菅谷】
そぼ降る雨に濡れる風景。汽車は白い煙を吐いて足早にとおり過ぎて・・・。

【要田〜船引】  
境内で遊んでいると汽笛の音がして、皆で走って見に行った・・・なんて回想のような風景。

【船引〜磐城常葉】
  トタンで葺いた藁屋根の農家、稲のはざ架け、揺れる秋桜、懐かしい風景。  

【三春〜要田】
  初夏はここのお立ち台も満員御礼だったのが、今日はたった一人で雨音を聞きながら・・・。

実りの候〜磐越東線

inserted by FC2 system